Race Management Helper Tool
Developer : KPSF@ M.Yokota / Y.Uesugi
このアプリは、コンパス・GPSを利用し、マーク設定を行えるレースオフサァー及び、マークレイヤーの方のレース運営ヘルパーツールになります。
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レース運営中は決してこのアプリばかり見ないでください。周りの状況を確認し、風を感じマークをコンパスにて目視し、レースマネージメントを行う様に心がけください。このアプリはマークレイヤーの補助ツールですので、風見やコンパスでマーク設置が出来る方が、使用されることをお勧めします。
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ヘルパーツールはスマホを使用します。また、情報共有する為にLINEを利用する為、通信料金(パケット料金がかかります。)
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現在はスマホのコンパスの精度にばらつきがある為、別途GPS端末に座標軸を入力し、使用する用にして下さい。
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各マークの座標軸は表示されますが、風速・潮流・水深やマーク設置の技量の違いにより、指定された座標軸にマークが設置されるとは限りません。必ず、先のマークがアンカーリング完了してから、次のマーク(コンパスで角度を確認し)を打つようにして下さい。
ステップ1
レースコミッティーで、LINEグループ作成してください。
ステップ2
本部船で「レースエリア設定」を用いて、スタートラインの風軸、スタートラインの長さ、スタートラインからマーク 4 の距離、その他のデータの暫定値を入力し、レースエリアの障害物との干渉等をチェック本部船から「マークレイヤーツール」の URL を LINE で送信しマーク 4、スタートアウターを設定その他のマークボートは暫定位置で待機
ステップ3
データ確定後、再度、本部船から「マークレイヤーツール」の URL を LINE で送信し、各マークを設定ール
基本的な運用方法
トラペゾイドコース設定のためのレースエリア確認ツール、リファレンス・ポイント(本部船位置、4マーク位置)の位置情報が設定された状態でマークレイヤーツールのURLをLINEで送信できる。今後、LR2コース設定なども対応予定。
風軸のコンパス角度とコースに応じた設定値を入力すると、各マークの緯度経度、各マークから他のマークへの角度と距離、自艇の位置から各マークへの角度と距離を表示するツール
スタートシーケンスの時間管理ツール
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レース時間見積もり
トラペゾイドコース(OPコース:Outer 2上Finish)&上下コースのレース時間を見積るツール
レースエリア設定 ⇒ 起動する
トラペゾイドコース設定のためのレースエリア確認ツール
本部船でレースエリアの設定時に、風軸、距離決定前に、マークと障害物等の関係をつかむため、およびデータが設定された状態でマークレイヤーツールの URL を LINE で送信することを想定
トラペゾイドコース設定のための各種データを入力すると、各マークの緯度・経度、各マークから他のマークへの角度・距離を表示
マップ表示でレースエリアと網の相対位置を確認できる
ステップ1:
スタートラインの風軸、スタートラインの長さ、スタートラインからマーク 4 の距離、その他のデータの暫定値を入力し、レースエリアの障害物との干渉等をチェック
本部船から「マークレイヤーツール」の URL を LINE で送信しマーク 4、スタートアウターを設定
その他のマークボートは暫定位置で待機
ステップ2:
データ確定後、再度、本部船から「マークレイヤーツール」の URL を LINE で送信し、各マークを設定
右上のメニューボタンから次の画面表示を選択
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現在位置:現在位置の緯度・経度
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現在位置→本部船位置:現在位置の緯度・経度を本部船の緯度・経度にセット
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マーク位置表示:各マークの緯度・経度と各マークから他のマークへの角度・距離を表示
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マップ表示:マップ上に各マークの位置、現在位置を表示
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LINE で送る:データが設定された状態でマークレイヤーツールが起動できる URL を LINE で送信
注意)
暫定値を含めて設定データすべてを設定してからでないと、正しい値が計算できない。
風軸のコンパス角度とコースに応じた設定値を入力すると、自艇の位置から各マークへの角度・距離、各マークの緯度・経度、各マークから他のマークへの角度・距離を表示するツール。マークレイヤーはメニューのマーク位置表示またはマップ表示を使って、所定のマーク位置にマークを設定する
ただし、直前のマークの設定を待って、コンパスで角度の確認をした上で設定すること
初期画面のコースの種類は、トラペゾイドコース(単位:m)
左上のドロップダウンメニューで変更可能
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トラペゾイド(単位:m)
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トラペゾイド(単位:nm)
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トライアングル(単位:m)
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トライアングル(単位:nm)
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スタート(単位:m)
スタートはスタートアウターボート、スタートライン相対位置のマーク 4、設定用のツール
右上のメニューボタンで次の画面表示を選択
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現在位置:現在位置の緯度・経度
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現在位置→リファレンス・ポイント:現在位置の緯度・経度をリファレンス・ポイントの緯度・経度にセット
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マーク位置表示:現在位置から各マークへの角度・距離、各マークの緯度・経度ならびに、各マークから他のマークへの角度・距離を表示
マークレイヤーツール ⇒ 起動する
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マップ表示:マップ上に各マークの位置、現在位置を表示するとともに、 現在位置からの角度・距離を表示
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コンパス表示:現在位置からターゲットマークへの角度・距離を表示
ターゲットマークはコンパス表示の右上のメニューボタンで選択
注意)立向き画面で使用すること
注意)スマホのコンパスを補正しておくこと -
LINE で送る:データが設定された状態でマークレイヤーツールの URL を LINE で送信
注意)
マーク設定時は、目標マークから距離が離れている場合は、目標マークに向け移動し、目標マーク付近になったら、直前のマークを基準として、マーク設定位置に移動すると位置取りがしやすい。
同様の理由で、トラペゾイド(単位:m)ではゲートマーク設定時には、ゲートマークの風下 100m の仮想のリファレンス・ポイントからの距離と角度を表示するので、それを目安にマーク設定位置に移動する。
コンパスのコンパス表示はスマホのコンパスのキャリブレーションをおこなってから 使用すること。
スマホのコンパスの精度にばらつきがあるので、注意が必要である。
タイムキーパー ⇒ 起動する
スタートシーケンスの時間管理ツール
フリート1のスタート時間を設定、各フリートのスタート間隔は1~10分に変更可
タイマー起動ボタンでカウントダウンスタート
タイマー停止ボタンでカウントダウンストップ
右上のメニューボタンからレース信号一覧選択
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レース信号一覧 :レース信号旗、ホーン等の情報が別画面で表示される
フリート1、フリート2、フリート3それぞれの次の動作とそのカウントダウン、スタートまでのカウントダウンを表示
ゼネラルリコールの場合は、スタート前後 10 秒間表示される、ゼネラルリコールボタンを押すと、当該フリート以下のスタート時間が、7分延期されてカウントダウンされる。
(ゼネラルリコール旗は1分後に降下を想定)
タイマー起動ボタン、タイマー停止ボタンでゼネラルリコールの設定は解除される
Android の Chrome、iOS(iPhone)の Safari では下記タイミングでの音声が発せられる
・予告信号旗の掲揚の 30 秒、20 秒、10 秒前
・スタート 5 分 5 秒前、予告信号旗の掲揚 5 秒前
・準備信号旗の掲揚の 30 秒、20 秒、10 秒前
・スタート 4 分 5 秒前、準備信号旗の掲揚 5 秒前
・準備信号旗の降下の 30 秒、20 秒、10 秒前
・スタート 1 分 5 秒前、準備信号旗の降下 5 秒前
・スタートの 30 秒、20 秒、10 秒前
・スタート 5 秒、予告信号旗の降下 5 秒前
レース時間見積もり ⇒ 起動する
トラペゾイドコース(OP コース:Outer 2 上 Finish)&上下コースのレース時間を見積もるツール
左上のコース選択ドロップダウンメニュー
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トラペゾイド
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上下
右上の計算ボタンで結果表示
「SPEED AND DISTANCE CHARTS」を参考に49er、470、Laser、Laser Radial、OPは「Boat Speed Table」の値を使用し、その他の艇種は「2016年神奈川県セーリング連盟ヤードスティックナンバー」で補正して時間を算出した。
(「Boat Speed Table」の値とYNの値の不整合のため、YNと時間に若干の矛盾が生じている)